陰として豪雨

理系浪人生の日記→理系東大生の日記

参話 予備校選び

不合格がわかってからはダラダラしてます。ingouです。
ダラダラしてるとは言いつつ、3月末には予備校の講座締め切りとかも出ると聞くので説明会や体験授業など参加してきました。結論から申し上げると、河合塾本郷校(ハイパー東大理類)に通うことになりそうです。説明会は駿台お茶の水3号館と河合塾本郷校に伺いました。

(1)すんおちゃの場合
駿台の認定はスーパー東大理系演習含め全部出ていました。お茶の水3号館では講義コース(オプションによってさらに4コースに細分化)と演習コースの2つが設置されているようです。合格率等は演習コースの方が高いそうで、理系のSX、SY、SZの3コースのうち上位2コースの合格率は8割程度という話でした。認定基準は講義・演習共通ですが、説明会では{センター780点かつ開示得点が最低点から20点以内}が演習コース受講の目安だと言われました。演習コースの学費は入塾金込みで約950k。駿台の売りは多くの看板講師が授業を担当することのようです。たしかに、雲兄弟や大島などの有名講師は駿台に多く在籍しているように思いました。しかし、選択科目の余地はなく全部セット受講しなければならないのがネックでした。
(2)河合本郷の場合
河合の認定もプレミアム東大理類含めすべて出ていました。本郷校ではプレミアム東大理類とハイパー東大理類の2コースが設置されています。正確な合格率はわかりませんが、在籍していた方によると両方6から7割程度で、2020入試ではハイパーの方が高いのではないかということでした。認定基準は、河合塾全統模試(東大オープンなどを含む)で所定の成績を収めるか認定テストの成績によってクリアすることができます。友人の様子からみるに、認定テストはなかなか渋いようです。プレミアムの学費は約900k、ハイパーの学費は約800kです。河合塾は現役時の成績でかなり割り引いてくれます。河合塾の売りはテキストと本郷校の設備のようです。講師の質は全然推してきませんでした。プレミアムはSEG(理系に強い塾)の講師が数学と化学を担当するという点が特徴で、そのかわり全科目セット受講です。一方ハイパーは、所定科目数内で自由に履修できるのが魅力です。

正直どっちを選んでもちゃんと授業を受けて学習すれば受かると思います。どちらもそれぞれの看板校舎看板コースですから。僕の場合、科目選択の自由度と物理の講師が最大のポイントになりました。まず、ある程度自習を重視したいので、授業に拘束されすぎないのが理想なのですが、その点河合ハイパーは、優先度の低い国語の講座を取らずに済むのが魅力でした。また、2019年度よりハイパーの物理はあの有名な苑田尚之さんが担当しているということで、特に物理をどうにかしたい僕にとってはそれも強い要素でした。雲兄弟やSEG講師の授業も捨てがたいですが、結局は自習を最も信用することにしました。
加えて宅浪という選択肢についてですが、これは誰にも賛成されなかったのでやめました。高校の先生にも親にも、誰にも会わないで勉強し続けるのは厳しいという指摘をされ、友人にも向いてないと言われました。おとなしく河合塾にお世話になります。