陰として豪雨

理系浪人生の日記→理系東大生の日記

参拾肆話 抜群の安定感について

冬期直前講習の案内とかされ始めて受験の接近を感じます。
夏東大模試の結果が返ってきました。以下結果報告です。

東大オープン(河合塾
国語30/80
数学50/120
理科40/120
英語70/120
判定B

東大実戦(駿台
国語50/80
数学70/120
理科50/120
英語90/120
判定A

まさかのダブルAじゃないという。。。
感触としても東大オープンはやらかした感じはしたので、予想通りではありますが、自分でもなんで一週間でこんなに成績が違うんだろうと思います。
一応目標の一つを達成しました。(駿台は冊子1ページしかなかった。)

 

ingou.hatenablog.com

 

~各教科の反省と展望~

・国語
本番は(簡単だったとはいえ)高得点を得られたので、全く心配はしていないんですが、オープンの30点とかはじめてとったので動揺しました。内訳をみると、現代文の得点が1桁台という事件が起こっているようです。古文も非常に悪く半分以下の得点でした。漢文は8割以上取れてるのでまあ心配なさそうです。実戦は、現代文漢文は及第点だったと思うのですが、古文がいまいちでした。したがって、古文の力が不足しているのだろうと思います。完成シリーズの授業の予習復習程度にしか回せる時間はありませんが、古文が向上できる科目であるという意識で勉強したいです。

・数学
本番足を引っ張った数学ですが、実は何が悪かったのかよくわかっていません。ビハインドにならない程度にはできると思っていたのですが、ふたを開けてみると全然足を引っ張っていたということでした。オープンは、欲張りすぎていろんな問題を中途半端に解き散らすという一番やってはいけないことをしてしまったうえ、序盤に確保したと思っていた2完が実は1完だったということで、惜しいことをしたなと思います。あと15点くらいは心構え次第でとれたのではと感じます。実戦は、問題が簡単だったのと、小問による誘導も多かったことで、試験後からかなりできたと思っていました。4完したと思っていたのですが、こちらも1完分が計算ミスによって飛んだので悲しいです。最後に書き散らかした問題が3点とかしか入っていなかったので、見直しに時間を振ればよかったかなと思います。秋模試はオープン実戦どちらも3完をベースにしたいです。

・物理
苑田に教わっているのにこんなにできなくて良いのだろうか、というくらいできませんでした。オープンも実戦も同じような点の取り方で、第3問の波動はほぼ0点他の2問で辛うじて受験生の標準得点を確保しているような状態です。やはり理解度の深みが足りていないのでしょう。授業では力学波動熱力学を終えているのですが、波動と熱力学はちんぷんかんぷんとまではいわずとも、授業でやったモロそのままのような問題も解けませんでした。秋までの主要課題科目①です。

・化学
出来てなくはないけどできない科目です。解いているところの正答率は高いのですが、時間が足りないのと、解ける問題と捨て問の見極めが下手くそすぎて、思う様に取れません。現役時からもっとも進歩していない科目と言えます。結局は演習量、とにかく量なのかもしれません。無機有機分野は、昨年は覚えていたはずのいろんな知識がすっからかんに抜けていて、また覚えなおさないといけません。秋までの主要課題科目②です。

・英語
英語は時間配分次第で70は堅いような気がしてきました。オープンでは英作文が理不尽なほど引かれており、2点とかでした。一方の実戦では減点がほぼなく、二者の点差の主要因となっています。英作には試験であまり時間をかけたくないのですが、やはり普段から書く練習をしなければ、本番すぐに書きはじめることはできないので、最も準備しなければならないパートです。4Bの和約はいずれも十分な点をとれているのですが、1Aの要約は微妙な点数でした。まあこの辺は国語と同じで採点側にもおかしな点があるのであまり気にしないことにします。それよりも、点の取りどころである5小説で振るわないことをどうにかしたいです。小説で高得点をとるには、熟語の暗記がある程度必要なのと、小説の文体に慣れることも必要だそうです(誰かが言ってました)。前者は熟語帳等でカバーできると思うのですが、後者はあまりいい勉強法に行きつきません。東大英語のテキスト等の復習がメインになりそうです。

秋模試ももう1か月後に迫っています。
私が言いたいのは、秋はかならずダブルAをとるということ、つまりオープンと実戦両方で良い成績をとるということです。