陰として豪雨

理系浪人生の日記→理系東大生の日記

伍拾捌話 校長先生の話は長い

だいぶ前なんですが、入学式ありました。行きました。
昨年度は東京2020関連で両国国技館での開催(予定)でしたが、今年度は通常通り九段下の武道館で開催されました。保護者とかの同伴は一応「ご遠慮」くださいってことだったんですが、まあ来てましたね。案の定。まあ気持ちはわからんではないんですけど。よくないですよ。

前回は上野千鶴子さんの強烈な?祝辞で沸いた東大の入学式でしたが、今年は妹島和世さんという高名な建築家がスピーチしていました。恥ずかしながら妹島さんのことは存じ上げなかったのですが、金沢21世紀美術館の設計などに携わっているらしいです。もう一人、日本製鐵の会長かなんかが祝辞を述べられていました。こちらは校友会(同窓組織)のトップらしいのですが、武道館には全柔連の会長として来たことがあるなどとおっしゃっていて、すごい人なんだなあと思いました。

こういうご時世ですから、わざわざ大学教務からも会食等の自粛のお達しがあり、半分くらいのクラス(いやもっとかな)は入学式後のクラス会等を中止したようです。まあ中には数十人単位で集まって遊びにいっちゃってるクラスもあったみたいですが。大学生ともなればとやかくいうことでもないでしょう。

もともと入学式があってもなくてもどうでもいい派ではあったのですが、行ってみても特に感慨もありませんでした。大学生になった実感っていうのはやっぱりキャンパスに行ってみてから生じるものなのかなと思います。現況、ワクチンは来ないわ、人流は抑えられないわ、変異株はすごいわ、で大阪とかも結構しんどい様子(執筆当時)ですし、緊急事態宣言がまたまた登場するとかしないとかって感じなので対面拡充は望み薄ですね。別にオンラインでもそんなに困らないんですけどね。

ただ、華のキャンパスライフというわけにはいかなくて、いやもともとその予定はないんですが、いまのところキャンパスで授業を受けたのは指おるほどの回数しかありません。それゆえ、いまだクラスの人の顔と名前が一致してません。ごめんなさい。オンライン授業とかだとみんなビデオオフにしてるので顔がわからないんですよね。

大学の授業は思ってた以上に大変で、ぼーっとしてると訳わからんくなります。特に微積線型力学熱力学といった理系科目は地獄です。熱力学何言ってるか本当にわかりません。東大の場合1年の必修が多いので、特に理系は必修だけで結構大変です。普通に浪人時よりも大変な気がします。最初は高校数学とか高校物理まんまの内容が多いのですが、そこで適当に流してると急に意味わからん用語が出てきて置いてかれます。授業は全部真面目に聞きます。今度から。