陰として豪雨

理系浪人生の日記→理系東大生の日記

陸拾陸話 ペリパトス

秋実戦やらオープンやらに振り回されていた頃から、まだ一年しか経っていないと考えると、その実感もないなと思う。

浪人の秋は、結構精神的にきつかった印象がある。思うように伸びない成績とか、予備校行ってもみんな勉強してる息苦しさとか、いや、それは勉強してくださいって感じですが。秋から入試シーズンにかけては、意味もなく散歩することでストレス発散してたな。たとえば、本郷校から空きコマでお茶の水まで行ってみるとか、帰りに池袋まで歩いてみるとか、そんなことが息抜きになってました。ただ、これは当然以上時間浪費なので、結局精神衛生上良くないっていう。

大学生になった今でも、空いた時間があると座ってられなくて散歩とかしがちなんですが、切羽詰まってない時の散歩の虚無感えぐいね。老後って感じがする。特に、優柔不断の性格がたたって、しばしば昼ごはんを食いっぱぐれるってことがあって、そんなときに適当な飯屋を探して徘徊して、最終的に入るのがサイゼとか、マックとか、吉野家とかっていうパターン。このパターンにはまったときのなんとも言えない気持ち、これを避けるために、何食うかとか前日に決めていくこともあるんだけど、その日に食いたいものの気分とかってあるから、なんやかんや放浪することになったり。

これは何も一人でいる時だけに当てはまるパターンじゃなくて、とはいえ、僕の場合ほとんど一人でウロウロしてるんですが、複数人で集まってさあ飯食おうってときにも、何食うか決まんなくて、露頭に迷って結局サイゼっていうことがしばしばよくありますよね。これ本当に最低だと思います。誰かこれの回避策教えて欲しいです。でも、事前にどこ行くか決めるとかも結構だるいんですよね。

最近は、キャンパスに足を運ぶ機会も増え、そして他の学生もその機会が増えているので、駒場でいろんな学生の姿を目にするのですが、何故か駒場を歩き回ってる人とかいるんですよね。大半の人はグループでわいわいやってるんですが、一部一人で構内周回してるんだか、道に迷ってるんだか同じところを行ったり来たりしとる人を見かけます。あれはなんなん。

オンキャンパスといえば、ほぼ初対面の人と話す機会が最近なさすぎて、初手にどう動けば良いのかわからず「キャラ崩壊」してきました。このあいだも、明らかに隣に座ってる人が話しかけてきているのに、こいつ何言ってんのっていう顔でぼーっとしてたら、それ以降その子は反対の子にいろいろ聞くようになった。はい。コミュニケーションは反射神経が大事。