陰として豪雨

理系浪人生の日記→理系東大生の日記

拾参話 新しい試験

このごろ湿度と温度の高まりを感じています。梅雨が来そうです。夕方には少し涼しくなるので今はまだマシですが、夏になれば寝苦しい日が続きますよね。

昨日は全統共通テスト模試の自宅受験を済ませました。僕らはギリギリセンター世代なので、新共通テストのことはあまり知らなかったのですが、結構問題傾向も変わりそうな感じなんですね。各教科センターの過去問ではあまり見ないような問題形式がかなり混ざってました。特に生徒の対話形式の問題が多かった印象です。あくまで模試なので本当にそういう傾向になるのかはわかりませんが、試行テストなどでそのような傾向にあるのでしょう。

特に英語の試験はセンターとはかなり異なっていました。あの忌々しい発アクの第一問は存在せず、文法問題や穴埋めのようなものもほぼありませんでした。全般的に文脈と内容把握に重点が置かれていて、論説文やチラシ、ウェブサイトなど多岐にわたる題材から情報を読みとる試験形式でした。センター英語と比べると文章量がとても多いように感じました。解いていく上ではすべて読む必要もないのかもしれませんが、真面目に読んでいくと東大二次くらいの負荷があると思います。もちろん文章のレベルは二次試験のレベルよりはるかに易しいですが、センターよりも時間は余らない感じでした。

新共通テストの不安も多少はありますが、実は現役時センターでそんなに苦労はしていないので、普通にやっておけばどうにかなると思っています。東大はやはり二次試験でしっかり得点できることが合格するための条件だと思いますし、実際センター9割を下回っていても二次試験で十二分に合格点に到達した人たちもたくさん見ました。共通テスト対策にそこまで力点を置かずとも間に合うように、二次での得点力を上げていきたいですね。