陰として豪雨

理系浪人生の日記→理系東大生の日記

参拾伍話 本郷からの手紙

前略 

 私は今本郷にいます。公式では本郷校って書かれることが多いけど、小石川校とでも書いたほうがこちらの住所に近いかな。
 ここはすごい校舎よ。なんといっても東大専門校舎、つまりひっきりなしに東大対策をしているんだから。なんでもここで勉強すると東大に行けるらしいのね。違ったかな。そうそう、多浪から外れられる、って言ってた。ということはあれね、大学生になったのと同じ効果があるってこと。鉄○会では悠久の修行を必要とする合格が、ここではただ勉強するだけでOK。
 鉄緑戦士も哀れな話よね。

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夏後半からのダレた生活を引きずったまま9月が終わろうとしています。

ここが踏ん張りどころなのでしょうか。

苦手意識をもっていた各科目の諸事項のほとんどが、受験まで残りA Few Monthsとなった現時点でも解消されておらず、もはやどうしたらよいのか分かりません。

受かるか受からないかで言えば、かなり高い期待値(フラグじゃないよ)で受かりそうなビジョンがあるんですが、それも去年惜しいところまで行ったという事実と、去年よりは部分的にまあまあ伸びてるという感触に依拠しているものであり、不確実性にこころが悶えます。

基本的に授業の予習に追われているのですが、それにプラスして、向こう一週間は理論化学の気体溶液エネルギー分野、基本レベルの和文英訳の確認、波動の復習をやっていきたいと思います。

本当は複素数平面や二次曲線等、基礎基本レベルからよくわかっていない分野の復習もやりたいのですが、優先順位として当面(一ヶ月半くらい)は理科>英語>数学という順位をつけて、不確実性の抑え込みを図ります。うまくいくといいけど。